HTML リンクの色
デフォルトでは、HTMLリンクはブラウザによって特定の色で表示されますが、CSSを使用することで、ユーザーの操作(ステート)に合わせて自由に変更することが可能です。
1. HTML リンクの色設定
HTMLのリンクは、その状態(訪問済みか、現在クリックされているかなど)に応じて色が変化します。
1.1 リンクのデフォルトカラー
すべてのブラウザにおいて、CSSでスタイルが指定されていない場合のデフォルトカラーは以下の通りです:
- 未訪問のリンク (Unvisited link):下線付きの青色
- 訪問済みのリンク (Visited link):下線付きの紫色
- アクティブなリンク (Active link):下線付きの赤色(クリックした瞬間)
もちろん、これらはCSSを使用して特定のスタイルに変更することができます。
2. CSS を使用したリンクのスタイリング
CSSを使用すると、リンクの未訪問、訪問済み、マウスオーバー、アクティブの各状態に対して異なるカラーを指定できます。
以下の例では、各状態に対して個別のプロパティを設定しています。
<style>
/* 未訪問のリンク */
a:link {
color: green;
background-color: transparent;
text-decoration: none;
}
/* 訪問済みのリンク */
a:visited {
color: pink;
background-color: transparent;
text-decoration: none;
}
/* マウスオーバー(ホバー)時 */
a:hover {
color: red;
background-color: transparent;
text-decoration: underline;
}
/* クリックした瞬間(アクティブ) */
a:active {
color: yellow;
background-color: transparent;
text-decoration: underline;
}
</style>擬似クラスの記述順序にはルールがあります:
a:hoverは、必ずa:linkとa:visitedの後に記述しなければなりません。a:activeは、必ずa:hoverの後に記述しなければなりません。 覚え方として「LoVe/HAte」(Link, Visited, Hover, Active)という順序を意識するのが業界のスタンダードです。
3. リンクボタン (Link Buttons)
リンクに背景色やパディングを設定することで、見た目をボタン(Button)のようにデザインすることも可能です。
<style>
a:link, a:visited {
background-color: #f44336;
color: white;
padding: 14px 25px;
text-align: center;
text-decoration: none;
display: inline-block;
}
a:hover, a:active {
background-color: red;
}
</style>
<a href="default.asp" target="_blank">これはボタン形式のリンクです</a>このように、text-decoration: none で下線を消し、display: inline-block を適用することで、リンクを直感的なUIコンポーネントへと昇華させることができます。
4. まとめ
| 擬似クラス | 説明 |
|---|---|
a:link | 通常の未訪問リンク。 |
a:visited | ユーザーが既にアクセスしたことのあるリンク。 |
a:hover | マウスカーソルがリンクの上に乗っている状態。 |
a:active | リンクがクリックされている最中の状態。 |