JavaScript 速習チュートリアル

JavaScript 関数

1. 関数はコードブロックである

関数(Functions) は、特定のタスクを実行するために設計された、再利用可能なコードブロック です。

  • 関数は、呼び出された(called) または 実行された(invoked) 時に動作します。
  • 関数は、すべてのプログラミング言語において極めて 基礎的(fundamental) な概念です。

2. なぜ関数を使うのか?

関数を利用することで、以下のメリットが得られます:

  • コードの再利用: 一度書いたコードを、必要な時に何度でも実行できます。
  • コードの整理: プログラムを小さな部品に分割して管理できます。
  • メンテナンス性の向上: コードが読みやすくなり、修正や管理が容易になります。

3. 関数の基本構造

関数は、function キーワード名前、そして かっこ(parentheses) を使って作成します。
実行するコードは、波かっこ(curly brackets) の中に記述します。

1行での記述:

function 挨拶する() { return "ハローワールド"; }

一般的(推奨される)な記述:

function 挨拶する() {
  return "ハローワールド";
}

上記の関数は、定義しただけでは何も実行されません。
実行するには、まず呼び出す必要があります。

4. 関数は呼び出すことで実行される

関数を実行するには、関数名の後にかっこを付けて 挨拶する() のように呼び出します。

function 挨拶する() {
  return "ハローワールド";
}

let メッセージ = 挨拶する();

ここで、かっこ () は「今すぐ実行する」という命令を意味します。

5. JavaScript 関数の構文(Syntax)

function 名前( 引数1, 引数2, ... ) {
  // 実行されるコード
}
  • 関数は function キーワードで定義されます。
  • その後に 関数名 が続きます。
  • さらに かっこ ( ) が続きます。
  • 最後に ブラケット { } (波かっこ)が続きます。

関数名は、変数と同じ命名規則に従います。
オプションの引数(パラメータ) は、かっこの中にリストアップされます:( p1, p2, ... )実行されるコード は、波かっこの中に記述されます:{ }
関数は、オプションで呼び出し元に 値を返す(return) ことができます。

2つの数値を掛け合わせる関数:

function 掛ける(a, b) {
  return a * b;
}

関数の定義自体は、即座に実行される文(executable statement)ではありません。
通常、関数定義の末尾にセミコロンは付けません。
セミコロンは、JavaScript の実行文を区切るために使用されます。

6. 関数は何度も再利用可能

関数の大きな利点は、必要な時にいつでも同じ関数を呼び出せることです。

function 加算(a, b) {
  return a + b;
}

let 合計1 = 加算(5, 5);
let 合計2 = 加算(50, 50);

関数から返された値(戻り値)は、変数に保存できることに注目してください。

7. ローカル変数 (Local Variables)

JavaScript の関数内で宣言された変数は、その関数にとって ローカル(LOCAL) な変数となります。
ローカル変数は、その関数の中からしかアクセスできません。

// ここでは変数 carName は使えません

function 私の関数() {
  let carName = "Volvo";
  // ここでは変数 carName を使うことができます
}

// ここでは変数 carName は使えません

ローカル変数はその関数内でのみ認識されるため、異なる関数であれば同じ名前の変数を使用することが可能です。
ローカル変数は関数が開始された時に作成され、関数の処理が完了した時に削除されます。

8. 変数として扱われる関数

関数は、あらゆる種類の数式、代入、計算において、変数と同じように扱うことができます。

関数の戻り値を一度変数に保存してから使用する代わりに:

let x = 摂氏に変換(77);
let text = "温度は " + x + " 度です";

関数の呼び出しを直接、変数の値として使用できます:

let text = "温度は " + 摂氏に変換(77) + " 度です";

9. 関数の重要性まとめ

  • 関数は、コードの適切な整理 と効率化を可能にします。
  • 関数を使うことで、同じコードを何度も再利用 できます。
  • 同じコードであっても、異なる入力を与えることで、異なる結果 を得ることができます。