JavaScript 速習チュートリアル

JavaScript のステートメント

コード例

let x, y, z;    // ステートメント 1
x = 5;          // ステートメント 2
y = 6;          // ステートメント 3
z = x + y;      // ステートメント 4

1. JavaScriptプログラム

コンピュータプログラムとは、コンピュータによって「実行(エグゼキュート)」される「命令(インストラクション)」のリストです。

プログラミングにおけるこれらの命令は、ステートメントと呼ばれます。
ほとんどのJavaScriptプログラムは、多くのステートメントを含んでいます。

ステートメントは、記述された順序に従って一つずつ実行されます。
HTMLにおいて、JavaScriptプログラムはWebブラウザによって実行されます。

2. JavaScriptステートメントの構成

JavaScriptのステートメントは、以下の要素で構成されています:
値(バリュー)、オペレーター、エクスプレッション、キーワード、およびコメント

以下のステートメントは、ブラウザに対し、id="demo" を持つHTMLエレメントの中に「ハロー、ドリー(Hello Dolly.)」と書き込むよう指示しています。

コード例

document.getElementById("demo").innerHTML = "ハロー、ドリー。";

JavaScriptプログラム(およびJavaScriptステートメント)は、しばしばJavaScriptコードと呼ばれます。

3. セミコロン (;)

セミコロンは、JavaScriptのステートメントを区切る役割を果たします。
実行可能な各ステートメントの末尾には、セミコロンを追加してください。

コード例

let a, b, c;  // 3つのバリアブルを宣言
a = 5;        // a に値 5 を代入
b = 6;        // b に値 6 を代入
c = a + b;    // a と b の合計を c に代入

セミコロンで区切られている場合、1行に複数のステートメントを記述することも可能です。

a = 5; b = 6; c = a + b;

Web上では、セミコロンのないサンプルを見かけることもあります。
ステートメントをセミコロンで終えることは必須(Required)ではありませんが、ベストプラクティスとして強く推奨されています。

4. JavaScriptのホワイトスペース

JavaScriptは、連続する複数のスペースを無視します。スクリプトにホワイトスペース(空白)を加えて、可読性(リーダビリティ)を高めることができます。

以下の2行は、機能的に同等です:

let person = "Hege";
let person="Hege";

推奨される習慣として、オペレーター( = + - * / )の前後にはスペースを置くようにしましょう。

let x = y + z;

5. JavaScriptの行の長さと改行

最高の可読性を維持するために、プログラマーは1行が80文字を超えないように調整することを好みます。
もしJavaScriptのステートメントが1行に収まらない場合、改行するのに最適な場所はオペレーターの後です。

コード例

document.getElementById("demo").innerHTML =
"ハロー、ドリー!";

6. JavaScriptコードブロック

JavaScriptのステートメントは、中括弧 {...} の中に記述することで、コードブロックとしてグループ化できます。
コードブロックの目的は、一緒に実行されるべきステートメントを定義することです。

ステートメントがブロックとしてグループ化される代表的な場所は、JavaScriptのファンクション(関数)の中です。

コード例

function myFunction() {
  document.getElementById("demo1").innerHTML = "ハロー、ドリー!";
  document.getElementById("demo2").innerHTML = "元気ですか?";
}

このチュートリアルでは、コードブロックに対して2スペースのインデントを使用しています。
ファンクションについては、後の章で詳しく説明します。

7. JavaScriptキーワード

JavaScriptのステートメントは、実行されるアクションを識別するために、しばしばキーワードで始まります。

当サイトの「予約語リファレンス」には、すべてのJavaScriptキーワードがリストされています。
以下は、このチュートリアルで学習する主要なキーワードの一部です。

キーワード説明
varバリアブルを宣言する
letブロックレベルのバリアブルを宣言する
constブロックレベルの定数(コンスタント)を宣言する
if条件に応じて実行されるステートメントのブロックを指定する
switch異なるケースに応じて実行されるステートメントのブロックを指定する
forループ処理内で実行されるステートメントのブロックを指定する
functionファンクションを宣言する
returnファンクションを終了(終了値を返却)する
tryステートメントのブロックにエラーハンドリングを実装する

JavaScriptのキーワードは「予約語」です。予約語を変数名(バリアブル名)として使用することはできません。