SQL 速習チュートリアル

SQL BACKUP DATABASE 文

1. BACKUP DATABASE ステートメント

BACKUP DATABASE ステートメントは、SQL Server において既存の SQL データベースのフルバックアップ(Full Backup)を作成するために使用されます。

1.1 構文(Syntax)

BACKUP DATABASE データベース名
TO DISK = 'ファイルパス';

1.2 BACKUP DATABASE の実行例

次の SQL は、既存のデータベース「testDB」のフルバックアップを D ドライブに作成します。

実行例:

BACKUP DATABASE testDB
TO DISK = 'D:\backups\testDB.bak';

       Tips: バックアップファイルは、常にオリジナルのデータベースとは別のドライブに保存するようにしてください。万が一ディスククラッシュ(Disk Crash)が発生しても、データベースと同時にバックアップファイルを失うリスクを回避できます。

2. BACKUP WITH DIFFERENTIAL ステートメント

差分バックアップ(Differential Backup)は、前回のフルバックアップ以降に変更されたデータのみをキャプチャします。

差分バックアップを実行するには、事前に少なくとも 1 回のフルバックアップが完了している必要があります。

2.1 構文(Syntax)

BACKUP DATABASE データベース名
TO DISK = 'ファイルパス'
WITH DIFFERENTIAL;

2.2 BACKUP WITH DIFFERENTIAL の実行例

次の SQL は、データベース「testDB」の差分バックアップを作成します。

実行例:

BACKUP DATABASE testDB
TO DISK = 'D:\backups\testDB.bak'
WITH DIFFERENTIAL;

Tips: 差分バックアップは変更されたデータのみを対象とするため、バックアップにかかる時間を大幅に短縮できます。運用環境では、定期的なフルバックアップと頻繁な差分バックアップを組み合わせるのが一般的です。