Bash 速習チュートリアル

Bash 関数

1. 関数の定義 (Defining Functions)

Bash で関数(Functions)を定義するには、以下の構文(Syntax)を使用します。関数名の後に括弧を付け、関数本体(ボディ)を中括弧 { } で囲みます。

実行例:関数の定義

my_function() {
  # この関数は挨拶メッセージを表示します
  echo "Hello, World!"
}

関数の名前には、その役割を説明するような分かりやすい名前(記述的な名前)を付けるのがベストプラクティスです。

2. 関数の呼び出し (Calling Functions)

Bash では、関数名を使用するだけでその関数を実行(コール)できます。
関数は何度でも呼び出すことができるため、コードの再利用(Reuse)に非常に役立ちます。

実行例:関数の呼び出し

# 関数を呼び出す
my_function

3. 高度な関数の機能

関数は、引数(Arguments)を受け取ったり、値を返したり、ローカル変数を使用したりすることができます。以下は、引数を受け取り、ローカル変数を使用する関数の例です。

実行例:高度な関数の機能

greet() {
  # $1 は最初の引数を表します。local キーワードでスコープを制限します
  local name=$1
  echo "Hello, $name!"
}

# 引数を渡して関数を呼び出す
greet "Alice"

また、echoreturn ステートメントを使用して関数から値を返す(Return)こともできます。

実行例:戻り値 (Return Values)

add() {
  # 2つの引数を足し合わせる
  local sum=$(($1 + $2))
  echo $sum
}

# 関数の出力を変数に格納する
result=$(add 5 3)
echo "合計は $result です"