Bash 速習チュートリアル

Bash tar コマンド

1. tar コマンドの使用方法

tar コマンドは、アーカイブファイルの作成、保守、修正、およびアーカイブからのファイル展開に使用されます。

2. TAR オプションの概要

tar コマンドで使用される一般的なオプションは以下の通りです:

  • -c - 新しいアーカイブを作成する (Create)
  • -x - アーカイブからファイルを展開する (Extract)
  • -t - アーカイブの内容をリスト表示する (List)
  • -z - アーカイブを gzip 形式で圧縮・展開する
  • -v - 処理されたファイルを詳細に表示する (Verbose)
  • -f - アーカイブのファイル名を指定する (File)

2.1 オプション:-c (Create)

-c オプションは、指定したファイルを含む新しいアーカイブを作成します。

実行例:アーカイブの作成

tar -cvf archive.tar file1 file2
file1
file2

2.2 オプション:-x (Extract)

-x オプションは、アーカイブからファイルを展開します。

実行例:ファイルの展開

tar -xvf archive.tar
file1
file2

2.3 オプション:-t (List)

-t オプションは、アーカイブを展開せずにその内容をリスト表示します。

実行例:アーカイブ内容の表示

tar -tvf archive.tar
-rw-r--r-- user/user 1234 2025-04-10 12:00 file1
-rw-r--r-- user/user 5678 2025-04-10 12:00 file2

2.4 オプション:-z (Gzip)

-z オプションを使用すると、アーカイブを gzip に通して圧縮または解凍します。これにより、.tar.gz.tgz 形式のファイルを作成できます。

実行例:Gzip 圧縮

tar -czvf archive.tar.gz file1 file2
file1
file2

2.5 オプション:-f (File)

-f オプションは、操作対象となるアーカイブのファイル名を指定します。このオプションは通常、アーカイブ名の直前の最後に配置する必要があります。

実行例:アーカイブファイル名の指定

tar -cvf archive.tar file1 file2
file1
file2

2.6 オプション:-v (Verbose)

-v オプションは詳細な出力を提供し、処理中のファイルを逐一リスト表示します。

実行例:詳細出力(バーボーズ)モード

tar -xvf archive.tar
file1
file2