Bash 速習チュートリアル

Bash mkdirコマンド

1. mkdirコマンドの使用方法

mkdirコマンドは、新しいディレクトリ(フォルダ)を作成するために使用されます。
これは、ファイルを整理するためのフォルダを作成する、もっともシンプルで基本的な方法です。

1.1 基本的な使い方

新しいディレクトリを作成するには、mkdir ディレクトリ名 の形式でコマンドを実行します。

例:

mkdir new_directory

2. オプションの概要

mkdirコマンドには、その動作をカスタマイズするための便利なオプションがいくつか用意されています。

  • -p - 必要に応じて親ディレクトリも同時に作成する
  • -v - ディレクトリを作成するたびにメッセージを表示する
  • -m - ファイルモード(パーミッション)を設定する

2.1 -p オプション:親ディレクトリの作成

-pオプションを使用すると、指定したパスに含まれる中間ディレクトリ(親ディレクトリ)が存在しない場合、それらも自動的に作成します。深い階層を一気に作成したい場合に非常に便利です。

例:親ディレクトリの作成

mkdir -p parent/child

2.2 -v オプション:詳細な出力(Verbose)

-vオプションを指定すると、ディレクトリが作成されるごとにターミナルにメッセージを出力します。スクリプトの実行ログなどで、何が行われたかを追跡する際に役立ちます。

例:詳細な出力

mkdir -v new_directory
# 出力結果
mkdir: created directory 'new_directory'

2.3 -m オプション:ファイルモードの設定

-mオプションを使用すると、ディレクトリの作成と同時にファイルモード(パーミッション)を指定できます。デフォルトの権限ではなく、特定のアクセス制限を設けたディレクトリを作成したい場合に有用です。

例:ファイルモードの設定

mkdir -m 755 new_directory