Go 言語の算術演算子
1. 算術演算子
算術演算子は、一般的な数学的計算を行うために使用されます。
| 演算子 | 名前 | 説明 | 例 |
|---|---|---|---|
+ | 加算 (Addition) | 2つのバリュー(値)を足し合わせます | x + y |
- | 減算 (Subtraction) | 一方のバリューからもう一方のバリューを引き算します | x - y |
* | 乗算 (Multiplication) | 2つのバリューを掛け合わせます | x * y |
/ | 除算 (Division) | 一方のバリューをもう一方のバリューで割り算します | x / y |
% | 剰余 (Modulus) | 割り算の余りを返します | x % y |
++ | インクリメント (Increment) | バリアブル(変数)の値を1増やします | x++ |
-- | デクリメント (Decrement) | バリアブルの値を1減らします | x-- |
1.1 算術演算子の注意点
Go言語における算術演算には、エンジニアとして押さえておくべき重要なポイントがいくつかあります。
- データタイプの整合性: Goは型に厳格な言語であるため、異なるデータタイプ(例:
intとfloat64)の間で直接演算を行うことはできません。計算を行う前に、型変換(キャスト)が必要になります。 - インクリメントとデクリメント: Goにおいて
++と--は「ステートメント(文)」であり、「エクスプレッション(式)」ではありません。そのため、y = x++のように他の代入と同時に記述することはできず、独立した行で記述する必要があります。 - 除算の挙動: 整数の
int同士で除算を行うと、結果も整数となり小数点以下は切り捨てられます。正確な小数の結果が必要な場合は、float32やfloat64を使用してください。
算術演算はあらゆるロジックの基盤となります。これらの演算子をマスターすることで、アルゴリズムの実装やデータ処理の効率が劇的に向上します。