Rust のシンタックス
1. シンタックス(構文)
これまでの章でも、以下のコードを何度か目にしているかと思います。内容をより深く理解するために、各要素を分解して見ていきましょう。
例:
fn main() {
println!("ハローワールド!");
}2. コードの解説
- 1行目:
fn main()は、すべてのRustプログラムの開始時に必ず記述されるものです。main()はメイン関数(Function)と呼ばれ、その後の波括弧{}の中に記述されたコードが実行されます。 - 2行目:
println!()はマクロ(Macro)であり、テキストを画面に出力(プリント)するために使用されます。この例では「ハローワールド!」を出力します。また、コードの終端にはセミコロン(;)を忘れないようにしてください。
3. マクロ(Macro)とは?
マクロは関数に似ていますが、末尾に「!」が付いているのが特徴です。現時点では用語の詳細を気にする必要はありません。マクロは関数と同様に「何かを実行するもの」ですが、必ずしも関数と同じルールに従うわけではない、ということだけ覚えておいてください。マクロについての詳細は、後の章で詳しく学習します。
4. 知っておくと便利なこと
Rustのコンパイラは、ホワイトスペース(空白)を無視します。 そのため、先ほどのコードは以下のように記述することも可能です。
fn main(){println!("ハローワールド!");}しかし、複数行に分け、適切にインデントを挿入することで、コードの可読性(読みやすさ)は格段に向上します。