Rust 速習チュートリアル

Rust のforループ

1. forループ

コードのブロックを繰り返す回数が正確に決まっている場合は、whileループの代わりにforループをinキーワードと組み合わせて使用します。

サンプルコード

for i in 1..6 {
  println!("iの値: {}", i);
}

このコードは1から5までの数値を出力します。

注記: 1..6 は「1から6未満(6を含まない)」を意味します。

注記: 多くのプログラミング言語とは異なり、Rustはカウンタ変数(i)を自動的に処理します。手動で宣言したり、インクリメント(値を増やす操作)を行ったりする必要はありません。

2. インクルーシブな範囲(Inclusive Range)

最後の数値を含めたい場合は、..=(ドット2つとイコール記号)を使用します。

サンプルコード

for i in 1..=6 {
  println!("iの値: {}", i);
}

このコードは、6を含めた1から6までの数値を出力します。

3. breakとcontinue

他のループと同様に、breakを使用してループを停止したり、continueを使用して特定の値をスキップしたりできます。

サンプルコード

for i in 1..=10 {
  if i == 3 {
    continue; // 3をスキップする
  }
  if i == 5 {
    break; // 5を出力する前に停止する
  }
  println!("iの値: {}", i);
}

このコードは「1、2、4」を出力します。3をスキップし、5に到達する前に停止します。

4. Rustのループまとめ

Rustには、コードを繰り返し実行するための3種類のループがあります。それぞれ異なる状況で使用されます。

4.1 loop

最も単純な種類のループです。breakで停止させない限り、永久に実行されます。

loop {
  // 何らかの処理
  if condition {
    break;
  }
}

繰り返す回数が事前に分からない場合に使用します。

4.2 while

条件が真(true)である間、コードを繰り返します。各ループの開始前に条件をチェックします。

while count <= 5 {
  println!("{}", count);
  count += 1;
}

何かが発生するまでコードを繰り返したい場合に使用します。

4.3 for

決められた回数だけコードを繰り返します。

for i in 1..=5 {
  println!("{}", i);
}

ループを回す対象や回数が正確に分かっている場合に使用します。

4.4 追加のキーワード

これらはすべてのループで使用可能です。

  • break:ループを停止します。
  • continue:ループ内の現在のステップをスキップし、次の繰り返しに進みます。