Rust 速習チュートリアル

Rust の変数

1. 変数 (Variables)

変数は、数値や文字などのデータ値を格納するためのコンテナです。

Rustで変数を作成するには、let キーワードを使用し、その後に変数の名前(この例では name)を指定します。

例:

let name = "ジョン";
println!("私の名前は: {} です", name);

2. {} (プレースホルダ)とは?

Rustでは、println!() マクロ内で {}プレースホルダとして使用し、変数の値を表示します。

上記の例では、出力は「私の名前は: ジョン です」となります。
プレースホルダは、必要に応じていくつでも使用できます。

例:

let name = "ジョン";
let age = 30;
println!("{} は {} 歳です。", name, age);

3. プレースホルダを順番に使用する

複数のプレースホルダを使用する場合、渡された値は同じ順番で適用されます。

上記の例では:

  • 最初の {}name ("ジョン") に置き換わります。
  • 2番目の {}age (30) に置き換わります。

重要: 順番は非常に重要です。値を入れ替えると、出力結果が変わってしまいます。

例(間違った順番のケース):

let name = "ジョン";
let age = 30;
println!("{} は {} 歳です。", age, name);  // 出力:30 は ジョン 歳です。

4. 変数の値はデフォルトで変更不可

Rustでは、デフォルトの状態では、変数は一度作成した後に値を変更することができません。

let x = 5;
x = 10; // エラーが発生します
println!("{}", x);

これはRustの安全性と予測可能性を確保するための重要な仕様です。

5. 変数の値を変更可能にする

変数の値を変更したい場合は、mut キーワード(mutable/可変を意味します)を使用する必要があります。

例:

let mut x = 5;
println!("変更前: {}", x);
x = 10;
println!("変更後: {}", x);