Python 速習チュートリアル

Python 辞書の要素へのアクセス

1. 要素へのアクセス

辞書のアイテム(要素)にアクセスするには、角括弧 [] の中にキー名を指定します。

thisdict = {
  "ブランド": "フォード",
  "モデル": "マスタング",
  "年式": 1964
}
# "モデル" キーの値を取得
x = thisdict["モデル"]
print(x)

1.1 get() メソッドの使用

get() というメソッドもあり、これを使用しても辞書の要素にアクセスできます。このメソッドは、指定したキーが存在しない場合にエラーを返さず None を返すため、安全なアクセスが可能です。

thisdict = {
  "ブランド": "フォード",
  "モデル": "マスタング",
  "年式": 1964
}
# get() メソッドで "モデル" キーの値を取得
x = thisdict.get("モデル")
print(x)

2. すべてのキーを取得する (keys)

keys() メソッドは、辞書内のすべてのキーのリストを返します。

thisdict = {
  "ブランド": "フォード",
  "モデル": "マスタング",
  "年式": 1964
}
# すべてのキーを取得
x = thisdict.keys()
print(x)

返されるリストは辞書の「ビュー(View)」です。つまり、辞書に変更が加えられると、その変更が keys() の結果にも自動的に反映されます。

2.1 辞書の更新とキーの動的な反映

car = {
"ブランド": "フォード",
"モデル": "マスタング",
"年式": 1964
}

x = car.keys()

print(x) # 変更前

# 辞書に新しいアイテムを追加
car["カラー"] = "ホワイト"

print(x) # 変更後(自動的に更新される)

3. すべての値を取得する (values)

values() メソッドは、辞書内のすべての値のリストを返します。

thisdict = {
  "ブランド": "フォード",
  "モデル": "マスタング",
  "年式": 1964
}
# すべての値を取得
x = thisdict.values()
print(x)

keys() と同様に、このリストも辞書のビューであり、辞書への変更が動的に反映されます。

3.1 辞書の更新と値の動的な反映

car = {
"ブランド": "フォード",
"モデル": "マスタング",
"年式": 1964
}

x = car.values()

print(x) # 変更前

# 既存の値を更新
car["年式"] = 2020

print(x) # 変更後(値の変更が反映される)

4. すべてのアイテムを取得する (items)

items() メソッドは、辞書内の各項目をタプルとして含むリストを返します(形式:[(key, value), ...])。

thisdict = {
  "ブランド": "フォード",
  "モデル": "マスタング",
  "年式": 1964
}
# すべてのキーと値のペアを取得
x = thisdict.items()
print(x)

返されるリストは辞書のビューであるため、辞書への変更は反映されます。

4.1 項目の変更とビューの更新

car = {
"ブランド": "フォード",
"モデル": "マスタング",
"年式": 1964
}

x = car.items()

print(x) # 変更前

# 辞書の値を更新
car["年式"] = 2020

print(x) # 変更後

5. キーが存在するか確認する

特定のキーが辞書に含まれているかどうかを確認するには、in キーワードを使用します。

thisdict = {
  "ブランド": "フォード",
  "モデル": "マスタング",
  "年式": 1964
}
# "モデル" というキーが辞書にあるかチェック
if "モデル" in thisdict:
  print("はい、'モデル' はこの辞書のキーの一つです")