Java のboolean(真偽値)
プログラミングでは、「はい/いいえ」「オン/オフ」「真(TRUE)/偽(FALSE)」のように、2つの値のうちいずれか一方しか持たないデータ型が必要になる場面が非常に多いです。
Javaではこれに対応する boolean データ型があり、true(真)または false(偽)の値を保持できます。この名称は、今日のコンピュータで使用されている論理システムを最初に定義した数学者、ジョージ・ブール(George Boole)にちなんで付けられています。
1. 真偽値 (Boolean Values)
boolean型は boolean キーワードを使用して宣言し、値として取れるのは true または false のみです。
1.1 真偽値の宣言と出力
boolean isJavaFun = true;
boolean isFishTasty = false;
System.out.println(isJavaFun); // 出力: true
System.out.println(isFishTasty); // 出力: false実務において、boolean型は単独で定義されるよりも、式の評価結果として生成され、プログラムの条件分岐(テスト)に使用されることが一般的です。
2. 条件式 (Boolean Expressions)
条件式(ブーリアン式)は、その評価結果としてboolean値(true または false)を返します。これは、ロジックを構築しプログラム内で意思決定を行うために役立ちます。
例えば、比較演算子の一つである「大なり」演算子(>)を使用して、値や変数が特定の条件を満たしているかを判定できます。
2.1 比較演算子による条件評価
int x = 10;
int y = 9;
System.out.println(x > y); // 10は9より大きいため、出力は trueよりシンプルに、直接数値を比較することも可能です。
System.out.println(10 > 9); // 出力: trueまた、以下の例では等価演算子(==)を使用して、値が等しいかどうかを評価しています。
int x = 10;
System.out.println(x == 10); // xの値は10なので、出力は trueSystem.out.println(10 == 15); // 10と15は等しくないため、出力は false3. 評価結果をboolean変数に格納する
比較の結果を直接出力するだけでなく、boolean 型の変数に格納して後続の処理で再利用することもできます。
3.1 比較結果の変数代入
int x = 10;
int y = 9;
boolean isGreater = x > y;
System.out.println(isGreater); // 出力: true