Java 速習チュートリアル

Java の基本構文

1. Javaの構文(Syntax)

前章では Main.java というJavaファイルを作成し、以下のコードを使用して画面に "Hello World" と表示させました。

1.1 コード例

Main.java

public class Main {
  public static void main(String[] args) {
    // コンソールにメッセージを出力
    System.out.println("Hello World");
  }
}

1.2 コードの解説

Javaで実行されるすべてのコード行は、クラス(class)の中に記述する必要があります。クラス名の先頭は大文字で始めるのがルールです。この例では、クラス名を Main としています。

Note: Javaは大文字と小文字を厳密に区別(Case-sensitive)します。例えば、MyClassmyclass は、まったく別の名前として扱われます。

また、Javaのファイル名はクラス名と完全に一致していなければなりません。クラス名が Main であれば、ファイル名は必ず Main.java として保存する必要があります。これは、Javaが実行時にクラス名をもとにコードを探して実行するためです。名前が一致しない場合、エラーが発生しプログラムは動作しません。

2. mainメソッド

すべてのJavaプログラムにおいて、main() メソッドは必須です。ここはプログラムが実行を開始する「エントリーポイント」となります。

public static void main(String[] args)

main() メソッドの中(中括弧 { } 内)に記述されたコードが順番に実行されます。

現時点では、publicstaticvoid といったキーワードの意味を完全に理解する必要はありません。これらについてはチュートリアルの後半で詳しく説明します。今は、main() はすべてのJavaプログラムの起点である」ということだけを覚えておいてください。

3. System.out.println()

main() メソッドの内部では、println() メソッドを使用して、テキストを画面に出力できます。

3.1 コード例

public static void main(String[] args) {
  // テキストを一行出力する
  System.out.println("Hello World");
}

Note: 波括弧 { } は、コードのブロック(塊)の始まりと終わりを示します。

System.out.println() は一見長く感じられるかもしれませんが、「このテキストを画面に送る」という一つのコマンドだと考えてください。各パーツの意味は以下の通りです(詳細は後ほど学習します)。

  • System: Javaに組み込まれているクラスです。
  • out: 「output(出力)」の略で、Systemクラスのメンバーです。
  • println(): 「print line」の略で、一行出力するためのメソッドです。

最後に重要な点として、Javaの各ステートメント(文)は、必ずセミコロン(;で終わらなければならないというルールを忘れないでください。