Java のelse文
1. else ステートメント (The else Statement)
else ステートメントを使用すると、if ステートメント内の条件が false(偽)だった場合に実行されるコードブロックを定義できます。
1.1 構文 (Syntax)
if (条件) {
// 条件が true の場合に実行されるコードブロック
} else {
// 条件が false の場合に実行されるコードブロック
}実生活に例えて考えてみましょう。「もし(if)雨が降ったら、傘を持っていく。そうでなければ(else)、傘を持たずに外出する」というロジックです。
1.2 雨天判定のコード例
boolean isRaining = false;
if (isRaining) {
System.out.println("傘を持ってきてください!");
} else {
System.out.println("今日は雨が降っていません。傘は不要です!");
}この例では isRaining が false であるため、if ステートメント内の条件は満たされません。その結果、if ブロックはスキップされ、代わりに else ブロックが実行されて "今日は雨が降っていません。傘は不要です!" と出力されます。
2. 実用的なユースケース:時間による挨拶の切り替え
以下の例では、現在の時刻(time)に応じて「Good day」または「Good evening」を出力します。
2.1 挨拶プログラムのコード例
int time = 20;
if (time < 18) {
System.out.println("Good day.");
} else {
System.out.println("Good evening.");
}
// 出力: "Good evening."例の解説
上記のコードでは、変数 time(20)は18よりも大きいため、条件式 time < 18 は false になります。このため、else ブロックへ移動し、画面に "Good evening" と出力されます。もし time が18未満であれば、プログラムは "Good day" と出力します。
3. 実装上の注意点 (Notes)
- elseに条件式は不要:
else自体には括弧()による条件の記述は行いません。ifの条件がfalseになった際に自動的に実行されます。 - セミコロンの位置に注意:
if (条件)の直後にセミコロン;を置かないでください。ステートメントがそこで早期終了してしまい、elseが予期せぬ動作をしたり、コンパイルエラーの原因になります。
これで if と else による基本的な2分岐が作れるようになりました。さらに多くの条件を扱いたい場合は、次に紹介する else if を活用することになります。