Java 変数の出力
1. 変数の表示
Javaでは、変数の値を表示するために println() メソッドが頻繁に使用されます。
テキストと変数を組み合わせて表示するには、+ 記号を使用します。
1.1 テキストと変数の結合
コード例:
String name = "John";
// "Hello " という文字列と変数 name を結合して出力
System.out.println("Hello " + name);1.2 変数同士の結合
+ 記号を使用して、変数と別の変数を結合することも可能です。
コード例:
String firstName = "John ";
String lastName = "Doe";
// 二つの変数を結合して fullName に代入
String fullName = firstName + lastName;
System.out.println(fullName);2. 「+」記号の2つの意味
Javaにおいて、+ 記号にはデータ型に応じて2つの異なる役割があります。
- テキスト(String)の場合: 文字列を結合します。これをコンカティネーション(連結)と呼びます。
- 数値(intなど)の場合: 値を足し合わせます(加算)。
数値の場合、+ は数学的な演算子(Operator)として機能します。
コード例:
int x = 5;
int y = 6;
// x + y の計算結果を表示
System.out.println(x + y);上記のステップ解説:
- 変数
xに5を格納。 - 変数
yに6を格納。 println()がx + yを計算し、その結果である11を表示。
3. テキストと数値の混合
1行のコード内でテキストと数値を組み合わせる場合は注意が必要です。
括弧 () を使用しない場合、Javaは最初の文字列(String)以降に続く数値をすべて「テキスト」として扱います。
3.1 優先順位による挙動の違い
コード例:
int x = 5;
int y = 6;
// 実行結果: The sum is 56
System.out.println("The sum is " + x + y);
// 実行結果: The sum is 11
System.out.println("The sum is " + (x + y));技術解説:
- 1行目: Javaはまず
"The sum is "とxを結合し、"The sum is 5"という新しい文字列を作成します。次にその文字列と y を結合するため、最終的な出力は"The sum is 56"となります。 - 2行目: 括弧 (
x + y) があるため、Javaはまず数値の加算を優先して実行します(結果は11)。その計算結果が文字列と結合されるため、出力は"The sum is 11"となります。