Java 非プリミティブ型
1. 非プリミティブ型 (Non-Primitive Data Types)
非プリミティブ型は、オブジェクト(Objects)を参照するため、参照型(Reference types)とも呼ばれます。
これらは、Javaに最初から備わっている基本的な値を保持する「プリミティブ型」とは異なり、より複雑なデータ構造を扱うために使用されます。
2. プリミティブ型と非プリミティブ型の主な違い
Javaにおける「プリミティブ型」と「非プリミティブ型」には、大きく分けて4つの決定的な違いがあります。
| 比較項目 | プリミティブ型 (Primitive) | 非プリミティブ型 (Non-primitive) |
|---|---|---|
| 定義 | Javaに標準で組み込まれており、事前に定義されている。 | (Stringを除き)プログラマーによって作成される。 |
| メソッド | メソッドを持たず、特定の操作を直接実行できない。 | メソッド(Methods)を呼び出して特定の操作を実行できる。 |
| 命名規則 | 必ず小文字で始まる(例: int, boolean)。 | 通常は大文字で始まる(例: String)。 |
| 値の状態 | 常に何らかの値を保持する。 | null(値が存在しない状態)になることができる。 |
3. 非プリミティブ型の代表的な例
非プリミティブ型には、主に以下のようなものがあります。これらについては、以降の章で詳しく掘り下げて学習していきます。
- 文字列 (Strings): テキストデータを扱うためのオブジェクト。
- 配列 (Arrays): 同一の型を持つ複数の要素をまとめて管理する構造。
- クラス (Classes): 独自のデータ型やロジックを定義する設計図。
非プリミティブ型は、単なる「値」ではなく「振る舞い(メソッド)」を持つことができるため、モダンなオブジェクト指向開発において中心的な役割を果たします。