Java 速習チュートリアル

Java のネストしたループ

1. ネストしたループ (Nested Loops)

ループの中に別のループを配置することも可能です。これをネスト(入れ子)したループと呼びます。

この構造では、「内側のループ」は「外側のループ」の イテレーション(反復) ごとに毎回フルで実行されます。

1.1 基本的な二重ループのコード例

以下の例では、外側のループが1回実行されるたびに、内側のループが3回実行されます。

// 外側のループ
for (int i = 1; i <= 2; i++) {
  System.out.println("外側: " + i); // 合計2回実行されます
  
  // 内側のループ
  for (int j = 1; j <= 3; j++) {
    System.out.println(" 内側: " + j); // 合計6回(2 * 3)実行されます
  }
}

2. 掛け算表(九九)の例

ネストしたループを活用して、シンプルな掛け算表(1から3まで)を出力する例を見てみましょう。外側のループが行を、内側のループが列(各行の数値)を制御します。

2.1 掛け算表の実装コード

for (int i = 1; i <= 3; i++) {
  // 1行の中の数字を順番に出力
  for (int j = 1; j <= 3; j++) {
    System.out.print(i * j + " ");
  }
  // 行が終わるごとに改行
  System.out.println();
}

実行結果:

1 2 3 
2 4 6 
3 6 9